あずさ監査法人

内部監査

IIA(内部監査人協会)が1999年6月に発表した定義によれば、「内部監査は組織体の諸活動に付加価値をもたらし改善させるよう構築された独立的・客観的な保証とコンサルティング活動である」とかなり広義に内部監査を捉えています。日本の内部監査実務でも、財務諸表の適切性を主眼とした会計監査や法規・規程への準拠性を主眼とした業務監査といった従来型の内部監査から、経営戦略の展開や顧客満足等をも監査領域に含めた経営アドバイス指向の強い経営監査へと移行しつつあります(内部監査部門を経営監査室と名付ける企業も多くなってきています)。

また、内部監査の進め方も大きく変化しつつあり、従来型の内部監査では、チェックリスト等でできるだけ満遍なく監査領域をチェックしたり設定された監査課題に関するテーマ監査を展開しますが(現状、日本ではテーマ監査を実施している企業は数多くあります)、内部監査の効果・効率を高めるために、リスクの高い監査領域に優先的に監査資源を投入するリスクアプローチ監査を適用する企業も増えつつあります。さらに、CSA(コントロール・セルフ・アセスメント)等の新しい手法の導入によって、監査資源をできるだけ優先順位の高い監査領域に割り当てるような工夫も講じられています。