あずさ監査法人

クレジットスコアリング/クレジットスコアリングモデル

債務者における債務履行能力に応じた序列付けを行うことを目的として、債務者に関する財務情報や属性情報等に基づき、一定のロジックを用いてスコアを算出する手法を指します。また、そのロジックをクレジットスコアリングモデル(或いは、単にスコアリングモデル)と言い、ロジスティック回帰分析等の統計手法を用いて構築されます。

当該手法は、金融機関が中小零細企業や個人に対する小口融資を行う際に、審査業務におけるコストの削減や適正なプライシングを狙いとして、主に融資実行時における事前承認ツールとして幅広く導入されてきた経緯があります。一方で、景気後退局面においてはデフォルト件数の増加やスコアリングモデル自体の予測能力の低下が散見されるようになり、当該手法に依存しすぎた与信業務運営を見直すことも検討されています。